オタクになった

私の世界が広がった話

期待

明日、King&Princeは2周年を迎える。

 

 

 

 

そんな節目の時にはやっぱり期待してしまう。帰ってこないかなって。

 

 

 

 

この1年と少し、私はずっとKing&Princeのみんなを見てきたけど本当に仲がいい。メンバーだけで話してる姿は、そこらへんにいる男子たちと同じようにくだらない事で騒いで、笑って、ふざけて、下ネタ言って、遊んで、アイドルじゃないみたいな姿だなって思う。絶対絶対アイドルだけどさ。

私はJr時代のことは分からないけど、本当にただただ仲のいい6人が集まっただけに見える。

 

 

 

 

だから今は、たまたま6人中5人が集まっただけ。そんな風に思い込みたい。

 

 

 

 

今回はお休み中の彼について1年間考えてきた事を書いてみようかと思って。

いつかこの文を読んで、こんなこともあったね、って言う時のために残しておこうと思う。

 

 

 

 

彼がお休みしてから、5人は彼の居場所を何よりも大切にしてきたんだと思う。

 

誰でもない、5人が一番。

 

それがすごく伝わる。

6人でテレビに出ていた頃を間近で見ていたわけではない私でさえそう感じる。番組でメンバーを紹介する時、名前がある。雑誌にだって当たり前のように名前が出る。

できる限り名前を出そう、King&Princeは6人なんだよって伝えようとしてくれてるように思える。

 

 

 

 

でもやっぱり限界を感じることもあって、なかったようにされてる事もあるから。

 

 

 

 

だからこそのシンデレラガール。ずーーっとずっと場所がある。末っ子はずっと示してくれてる。守ってるよって。待ってるよって。

6人で歌ったシンデレラガールより、5人で歌ったシンデレラガールの方が多くなってしまったかもしれないけれど、それでもずっとずっと空け続けるんでしょう?待つって、守るって決めたんだもんね。

 

 

 

 

彼の立ち位置が端でなくてよかった。あの空間が、何よりも彼の存在を伝えると私は思う。

あの場所が埋まった時、5人がどんな顔して踊るのかがすごく楽しみなんだよ。

 

 

 

 

そして、その反動かのような2ndコンサート。なかなか公では言えない、彼の存在を叫ぶみたいな演出。溢れるピンク。彼を思った曲。

絶対6人でやりたかったと思う。ティアラだって6人の姿を見たかったし、それよりももっと5人の方が悔しかったと思う。

パズルのピースが欠けたまま、進んでいかないといけないことが。

 

 

 

 

初めてツアーレポを見た時、あぁこの人たちは本当に暖かい人達なんだって痛感した。彼を想った演出だった。

 

 

 

 

彼がお休みをしている中でツアーが決まって、もしかしたらオープニングにサプライズでいるんじゃないかとか、オーラスで復帰を発表するんじゃないかとか、そんな変な期待ばっかしてた。もちろんそんなことはなかったけど、でもそれと同じくらいの衝撃だったと思う。

 

 

 

 

 

彼がその場に居なくても、存在を感じさせることは出来るから。

もちろん彼のパートは他のメンバーに割り振られていたけれど、一つだけはそのまま、残された。みんなで歌おうって言ってくれた。海ちゃんの紹介ソングは、れんれんが考え直した。あれは彼のパートだから。れんれんが元の歌詞で歌うんじゃなくて、全く別のものに変えられてたことが嬉しかった。彼が戻ってきたときに、あの歌詞も戻ってくるんだよね。衣装だって、ピンクにリメイクした。ただのピンクじゃなくて、彼のピンクなんだよって教えてくれた。降らせた大量の花びらだってピンクだった。紫耀くんが彼の名前を呼んだ。これ以上ないくらい優しい顔で。こんな顔みたらどれだけ彼が彼らにとって大切なのか、かけがえのない存在かなんてすぐに分かる。最後の最後でジンの口から彼の名前が出た。私はこのシンメがどれほどのものかを体感したことはないけれど、話を聞いてればそれがどれだけ尊いものなのかくらいは分かる。

 

 

 

 

 

このコンサートが彼を応援する人にとって良かったのかは分からないけれど、彼を強く強く感じるライブだったことに間違いはない。

 

 

 

 

(時系列は戻るけど、5人でアルバムが出てしまったことは割とこたえてる。1年目のカレンダーの彼の夢はアルバムを出すことだったから。ってことで、あのアルバムはゼロ枚目ってことでいいのかな。ファーストアルバムはまだ出てません。戻ってきたらオール録りなおしだよね????圧)

 

 

 

 

いつもは落ち着いてるけど、たまにどうしようもなく不安になって寂しくなる時がある。でもそんな時はジンの言葉を思い出す。

「今のこの時間は、俺らが過ごしていくこれからの時間を考えたらほんの少しのことだから。」

そうだよねそうだよね、大丈夫って思える言葉。

あとは会報の彼からのメッセージを読むの。外のメディアに歪められていない、本当の彼の言葉に限りなく近いものを読む。そうすると大丈夫って思えてくる。

 

 

 

 

5人は、5人とティアラの時間になった途端すぐに彼の名前を、存在をたくさん出す。別に裏では6人ですけど?ふつーに今も会ってますけど?みたいに、本当に自然な感じで。

 

 

 

 

でも本当は違うのかもしれない。ただ私たちを安心させる為にしてくれているのかもしれない。そんなこと彼らにしか分からないけど、でもその空間はとても安心出来る。

FC動画やラジオ、カレンダーやメイキング。メンバーが呼ぶ彼の名前も、彼とメンバーとの近況も、6人分の歯ブラシも、イスも。当たり前に6個ある事に甘えてちゃいけないなって思うよ。

これは5人の優しさだよね。

 

 

 

 

彼の名前を出し続けること、居場所を守り続けることが彼へのプレッシャーになるのかもしれない。そんなふうに思うこともあるけど、何が正しいのかなんて分からないよね。きっと居ないかのように扱うよりはきっといい。そう信じたい。

 

 

 

 

明日がどうなるかわかんないけど、変な期待したくないけど、ずっと待ってたいって気持ちは本当。

まだ戻って来れなかったとしても、5人は進まないといけない。どんどん新しいお仕事をして、CDを出して、テレビに出ていかないといけない。彼を待って、活動を止めるなんてあの世界じゃ出来ない。

5人が本当はどうしたかったのかは分からないけど。そのスピードに彼が置いてかれてしまうんじゃないかと思ったこともあるけど、それはきっと違って。彼が戻ってきた時のために、より大きくて輝いたグループにしておきたい一心なんだと思う。

ただの1オタクはそう思っとく。

 

 

 

 

せっかくのお祝いごとにこんな話ってどうかと思ったけど、でも書いてよかった。きっと大丈夫。彼の大切にしている言葉は、「大丈夫」だから。待ってるよ。ゆっくりね。

 

 

 

 

あの場所が埋まるまで、埋まってからもずっと応援していたい。この時間がいつか思い出になって、King&Princeの歴史になって、また6人で笑い合う姿を心待ちにしています。

 

 

 

 

 

 

2周年おめでとう。